奈《世羅がいる》



え?世羅…が?…いるってどこに?倉庫に?



奈《倉庫に向かってる途中であったんだけど、倉庫に向かう》



美《わかった。私もすぐに向かう》



ーガチャー




美「ごめん!みんな、私急用で帰らないと!」




修「そうか。じゃあ送ってくよ」




美「ううん!近くまでお母さんに来てもらうから!」




修「わかった」




亮「なんの急用なんですか?」




勝「ちょ、亮?!」




美「…昔の友達がこっちに戻ってきてるの。今家に来てるからって電話あったから」




まあ。あながち嘘ではない。




亮「そうですか。わかりました」




嘘じゃないって思ったんだろう。




美「うん。またね!」



私はかばんをとって走り出した。