美「コーヒー牛乳でも飲むかなぁ〜」



ーゴトンッー



コーヒー牛乳を買って、どこかに座ろうとあたりを見回したら、マッサージ機のところに奈津が座っていた。向こうも私に気づいたのか、手を振ってくる。



美「似合ってるね」



奈「浴衣なんて普段着ないけどな」



美「いや、マッサージ機に座ってる奈津の姿がって意味だったんだけど…」



奈「……あんま嬉しくねぇ…」



美「ぶっ!」



だって、あんまりにも似合ってるから…っ。



奈「あ、止まった。……美月、座るか?」



美「ううん。私はいーや」



奈「そうか」



奈津がマッサージ機から立ち上がった後、私達は近くの椅子に座り直した。