ーザッー
?「よぉ、誘見ぃ〜」
私たちとは反対から来た勢力。…それが来龍と気づくのに時間はかからなかった。
祐「朱雀…っ」
朱雀(スザク)。それは来龍の当時の総長の名だ。
朱「今度こそ決着をつけてやる!ここ一変は俺ら来龍が統一さてやる!!」
祐「それは夜舞だ!!!」
総長達のその掛け声と同時に、抗争の幕を開けた。
「オンナがでしゃばってんじゃねぇぇ!!!」
ードカッー
美「女だからって油断してんなよ」
ードスッー
ーバキッー
ーズサッー
「な、んだよ…女だってのに……」
美「だからさぁ…」
?「お前ら!!!"女""女"ってあんま連呼すんな。喧嘩に男も女も関係ねぇだろ!拳を交えるからには、覚悟をして戦え!!」
正直驚いた。敵だというのに、私と同じ考えの奴がいた。…女だからと手を抜かない。女だからと言いもしない。…女の私を男と対等に扱うやつ。
……それが、これから私のライバルとなり、担任となる宮野総との出会いだった。
いや、出会いというほどのきれいなものじゃなかったかもしれない。
総「へぇ、結構背低いな。」
それは私をバカにしてるのでもなく、挑発してるのでもなく、ただ私を見定めていた。
美「そっちはやけにおじさんくさいな」
総「グフっ!それは心につきささる…」
私は、ははっと笑ったあと、一瞬で間合いを詰めた。
ードカッー
総「ーっ!!」
ーシュッー
ーガツッー
私はうまく避けながらそいつに攻撃を当てる。…が、そいつの攻撃をすべて避けきれるほど身体がうまくついてこず、何発が当てられた。
が、私はそんなことでやられない。
それは奴も同じなのか、立ち上がる。

