世「美月、腕切ってる!!…絆創膏!!消毒もしねぇと!!」



美「別にいい」



世羅は私のおかんかよって思うくらい、鬱陶しく、私は苦手だった。



世「だめだよ。女の子なんだから!」



こんなに喧嘩が出来る奴を女の子呼ばわりする世羅は正直読めない。…だから私はいつも不意打ちで攻撃をくらう。…心の…。



世「そんなに嫌な顔するなよ(笑」


美「あぁん?」


奈「美月、落ち着け」


美「…ッチ」


翔「奈津が言えば大人しくなるんだよなぁ〜美月は」


頭の後ろで指を絡めて言う翔太を睨みつける。


翔「ヒィッ!」


世「あはは」


翔「世羅もわらってんじゃねぇ!!…っとに、美月も顔は可愛いんだから大人しくしてればいいのによ(ボソッ」


なんだかんだで馬鹿な翔太も私を女扱いする。


美「はぁ。…帰る」


世「ええ?!美月ぃぃー!」