南「…俺は、舞月はかっこいいっていう気持ちわかるわ。」




そういうと美月はビクッと肩を揺らした。




南「…舞月が、夜舞のことどう思ってたって、裏切ったって、そこが俺の居場所で、舞月の居場所。……まわりはわかっとるんよ。舞月が…仲間思い出夜舞を大切にしてるってこと。舞月……美月は気づいとらんだけ。ちゃうな…」




南「…もうとっくに気づいとる。なのに違うと隠していた…。だから、修也に言われてしまって、本当は嬉しかったんやない?」




美「な、んで……」




南「なんで?それってなんで修也に言われたかわかるかってこと?それとも…」




美「どっちも」




南「…修也のあの目は綺麗だから、1番きついのはあの目で見られた時って思うてな」




美「そう…」




南「…美月は総長やけど、大切な仲間。家族や!」




美「…うん。…ありがとう。南」




よかった。…戻った……




美「…ほんとにありがとう。……次の授業宮野でしょ?行って」




南「……わかった。何かあれば電話でもメールでも、吹っ飛んでくるから!」