〜臣side〜




ーキャァァァァァー




臣「なんだこの声!?」



香「行ってみよう!」



走るために出した足をとめて、俺は振り返る。



臣「美月?」



美「へっ?!」



さっきも思っていたんだけど、美月の様子がおかしい。



臣「大丈夫か?」



美「…何が?」



あくまでしらをきるつもりか。…まぁいいけど、それより今はっ!



臣「叫び声だ。…香月はもうむかった!美月はどーする?!」



どーする、なんて聞いておいて返事は分かっていたので返事を聞かず走り出した。



美「…行くよ」