臣「ロック?」



美「情報の改ざん、削除、そしてロック。…情報を一切取らせないようにすることを私たちはロックといってる。」



臣「そ、そんなことできんのかよっ」



俺達はお好み焼きをサービスで出してもらってから、和式に座って、説明してもらう。できる限り周りには聞こえないように。



香「…ハッカーってのは、すごい奴から奴から大したことない奴がいる。すごい奴はロックした情報でも抜き取るということが出来ることもある」




臣「は?!じゃあ意味ねぇじゃん!」




美「そう。でも逆に、ロックする方がすごいやつだった場合は取れない」




臣「じゃあ、そのすごいやつってのは、どうすんだよ」



美「ん〜そうだね。私がやってもいいんだけど」



臣「はっ!お前ができんのか?!」



美「臣はなんだかコロコロ表情変わって可愛いなぁ」




臣「うるせぇ!!…で、お前すごいやつなのか?」



美「あー…、まあね」



なんだ?すごいやつってとこに反応したよな?



臣「美月、すごいやつって言われんのいやなのか?(コソッ」



香「…そこは、おいおい話してもらって(コソッ」



なんか訳ありっぽいな。



美「臣の家、パソコンとかある?」



臣「あぁ。…」



いや、待て!…確かこの前…



臣「…いや、なかった」



美「?…」



この前壊したんだった。…修理ださねぇと…



美「とにかく、パソコンがあるとこに行きたいな」