美「ねぇ、お腹空かない?」
臣「自由な奴だな」
ーガヤガヤー
美「混んでるねぇ」
臣「…どの店もな」
香「あ、俺あそこのお好み焼きがいい!!」
香月の言ったお店は他のお店に比べて人が並んでいるというより、野次馬みたいな感じに見える。
「おい、早くしろやぁ!!!」
ーガッシャンー
なんだ?
「いつまで待たせんだよー!!」
そういうことか。どうやら、中で待ってる客がキレてるらしい。こういうときは、大人しく…
美「あの、なにかあったんですか?」
おいいぃ!!
「実は、あのお客さんたち、最後尾にいたんですけど無理やり割り込んで中に入って…それで、早く出せって…。…お店の中でも騒いでて、中で女の子が絡まれたりとか…」
臣「おい、まさかいかねぇよな?」
美「うん」
だよな。俺も巻き込まれんの嫌だし…
美「とりあえず様子見かなっ」
とりあえずかよ!

