美「なんで止めんのよー!」
臣「いや、俺準備したいし」
美「いいじゃんその格好で」
臣「お前ら2人と並ぶのに、この格好は浮くだろ」
…まぁ、確かに。…お母さんに言われた通りにおめかししてきたからなぁ。…でも臣顔かっこいいし服とか関係なしに騒がれそうだけど。
香「速くしろよ!」
臣「お前はその髪で行くのか?」
香「もち!」
オレンジとか、目立つよなぁ。…ってか家から遠いって言っても…
美「香月のこと知ってる人とかわかるんじゃない?…情報だけ知ってるやつとかもさ」
臣「…情報?」
美「…言っていいの?」
香「いいけど。……俺、月龍ってのに入ってんだよ」
臣「月龍?!!」
臣は今までで一番はっきり反応してくれた。
香「お、おう」
美「知ってるの?」
臣「当然だ。あのトップファイブの1つだからなだてに不良校にかよってない」
トップファイブだし、そりゃ知ってるか。じゃあ夜舞も知ってることになるな。
臣「…川見香月ってお前か?」
香「そーそー!」
臣「で、美月はどこの族に…」
美「ってか、速く支度してよ!!!」
そういうと臣はそうだったとつぶやき、2階へあがっていった。

