勝「なんで?!修也は前フルムーンに感謝するって言ってたのに?」




美「感謝?」




修「前、倉庫に行った時に話しただろ?…俺を救ってくれた、仲間をつくるきっかけをくれた人。それがフルムーン。」




美「へぇ。それなのに舞月を選ぶんだ」




修「フルムーンは大切な人だ。感謝してもしきれない。…けど、俺はフルムーンみたいにはなれない。…俺はこの仲間をもったときから舞月を目指すって決めたんだ。」



美「どうして?」




修「強くてかっこよくて…」




自分で聞いておきながら、やめとけば良かったと思った。

この話題、私にはちょっときついかな。

修也が言うことに予想がついたから。だから聞いたことを後悔した。




修「芯がまっすぐしてて…」




そんなこと言わないでほしい。




修「トップに立つ器があって」




違う。私は…




修「仲間を見捨てない」




そんな人間じゃないんだよ。




修「仲間思いの憧れの総長だからな!」



あぁ…なんて………汚い…

















汚い私。