臣「は?…不良にいいやつなんているわけないだろ」
美「なんでそう思うわけ?」
香「そうだ!!」
臣「はっ。じゃあお前は自分がいいやつだって思ってんのかよ」
香「そうじゃねぇけど…。でも、不良にだってイイヤツはいるんだ!」
臣「髪を染めて、授業サボって、人を殴る奴らがか?」
香「くっ…。…髪染めるのは…いいじゃねぇか!授業だって頭よけりゃ出る必要ねぇし!人を殴るとか、誰でもって訳じゃねぇよ!」
ん?今少し、おかしなとこがあったような。…頭が良けりゃって、なにいってやがんだ(ニコリ)
臣「…そんなのただの言い訳だ。…普通の奴にとっては迷惑なんだよ。…自分勝手なんだよ!不良ってのは!」
香「そんなやつもいるかもしれねぇけど、誰もがそうだと決めつけんな!!」
美「ちょ…っ」
臣「決めつけてねぇ!!ホントのことだ!!」
美「2人とも落ち着いて…っ」
臣「うるせぇ!女は黙ってろ!!」
香「姉ちゃんは関係ねぇ!!静かにしてろや!」
…。
臣「大体なぁ、お前みたいな不良が一番タチ悪いんだよ!!…自分のことを少しも悪いと思ってないのがなっ!!」
香「はぁ?!!俺のどこが悪ぃんだよ!!」
臣「全てだ!!…お前みたいに不良ヅラしてる奴なんか全く怖くないんだよ!」
香「んだと?!!…もういっぺん言ってみろや!!」
臣「何度だって言ってやる!!…お前も、不良も全く怖くねぇんだよ!!!」
香「あぁん?!!!…ヒッ!!!」
臣「はっ!お前が怯えてんじゃねぇか!」
香「…お、おい、そろそろやめようか…っ」
臣「俺が怖くなっかぁ?ははっ!不良も大したことねぇな!」
香「んだと?!!」

