moon~満ちる日舞う少女~【中】











美「んー。…強い人?」



香「姉ちゃんより強ぇ人なんていんのか?!」



美「そういう強さじゃなくてさー!」



母「そろそろつくわよー?」



香「ちぇー姉ちゃんのタイプ詳しく聞きたかったな〜」



と香月がつぶやいたりしていたが、何だかんだで1時間たっていたみたいだ。










ーガチャー




長「あらぁ!美月ちゃんに香月君!大きくなってぇ…!」



香「えっと…っ」



おどおどする香月に変わって私は香月の前に立ち挨拶をする。



美「お久しぶりです!長谷川さんっ」



長「あら!私のこと覚えててくれたの?!」



美「当然ですよ!…長谷川さんは昔のままですね」




長「ふふっ、美月ちゃんはお世辞が上手くなったわね!ほら、入って入って」



香「…姉ちゃん、覚えてないって言ってなかったか?」



美「覚えてるわけないじゃん。…体裁ってやつよ」



香「なるほど」