「お前よりか馬鹿じゃねぇーよ」
彼は私の頬に手を伸ばし左右に引っ張った。
「いはい!いはいの、ははひてー」
(痛い!痛いの!離してー)
「ぶっさいくだなー」
それはお前が原因だろ!
「ははせ、はかゆーとぉ」
(離せ、馬鹿佑斗)
頬を数回引っ張り満足したのか手を放した。
「何すんのよ!」
ヒリヒリと痛む頬を摩りながら彼を睨む。
「悪かったよ、ちょっと遊びすぎた」
今度は頭をくしゃくしゃと撫でられる。
「っ子供扱いやめてよね」
そんなことしないでよ調子狂うから…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…