「なぁ、夏華?さっきから聞いてるか?もう家着いてんぞ」
佑斗が私の目の前でひらひらと手を振る。
やばっ…
色んな事考えすぎてぼーっとしてた…
「ごめん。ぼーっとしてた」
学校からこの状態って結構疲れが溜まってたみたいだ。
「まだ本調子ないだろ?」
佑斗は私の前髪をあげて私の額と額をくっつけた。
急に彼の顔がドアップになってびっくりしたものの顔が赤くなっていくのがわかった。
ちょっ!近い!めっちゃ近いって!
「熱あるじゃんか」
違う!この熱は絶対に違うから!
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