保健室には保健医の先生がいなかったが
体力の限界を感じ、空いているベットに入った。

寒気が引かない、気持ちが悪い。

寝れば治ると思うけど寝つくまでが苦しい。
睡眠不足でこんなになるとかダサすぎ…

気を紛らわせるために暫く窓の外を眺めた。
すると次第に瞼が落ちていく。

静かな空間に1人取り残されたような感覚。
それが怖くて手を伸ばすも誰も掴んではくれない。

自然と頬に涙が伝った。
このまま永遠の眠りについてしまおうかと心のどこかで思った。
消えてしまえたらいいのに、
汚い自分ごと全て…


消えてなくなればいいのに