「もういいでしょ!女の子にそんなこと聞くなんて野暮なことしないの」

バシッといい音が鳴る。
それは彼の背中を思いっきり叩いた音だ。

 「痛っ!何すんだよ」

 「え?私何かした?」

 「この野郎…」

話変えなきゃ流石に辛いっての…

“いないって”言えばよかった…
もう手遅れだけどさ、
もしかしたらってどうしても考えちゃってさ…
本当にズルい女だよね…最低だ