クロネコ童話

「あ、アナタは!」

エースクロネコが、助けてくれたクロネコのバッジを見て、笑みを浮かべます。

白いリボンに金バッジ。掘られた数字はⅧ。

カフェでみんなより一回り大きな、パワフルクロネコさんでした。

「みんながんばってるようだから、俺も加勢するよ。そぉら、もうちょいの辛抱さぁ」

「「「おーっ!」」」

本当に力強い助っ人の登場に、ピンククロネコ達の思いも強まります。

そして、魔術師クロネコのコントロール、聖杯部隊みんなのがんばり、パワフルクロネコさんの助けを経て、一杯のコーヒーが入りました。

「やったあ!」「ばんざぁい!」「できたぞう!」

みんなでぴょんぴょん跳ねて喜ぶところへ、節制クロネコさんが、両手で持ったなにかを差し出してきます。

「コーヒーと、一緒に」

それは、白いお皿に飾られた、クッキーでした。

「わあっ、ありがとうございます!」

ピンクのエースクロネコは、節制クロネコさんにお礼を言いました。

もちろん、魔術師クロネコさんにも、パワフルクロネコさんにも。

隠れて見守ってくれた二匹にも、ウインクを。