【完】螺旋のように想いを告げて



 休み時間になると、俺の席には咲良と祐介が来る。



 当たり前のように集まる俺たち。
 中心にいる咲良のお陰で飽きない毎日を送れている。



 入学式の時にたまたま隣にいた祐介が話しかけてくれたのが始まりだ。



 誰にでも明るく話しかける性格だからか、俺も普通に接することが出来たし、咲良とも気が合う。



 今では俺たちの仲裁が祐介の役割になっている。
 別にケンカしてるわけじゃないが、祐介が来ると自然と場が和む。




「まあまあ、亮はラブレター欲しかったってことでいいだろ?」

「よくねーよ!」




 今では祐介はなくてはならない存在。俺たち幼なじみの親友だ。



 付き合いは1年ちょっとと俺たちに比べて短いが、信用出来る奴だ。



 ただ、野球に少しうるさい。
 野球部のことからプロ野球まで、1日中言っていることもある。