【完】螺旋のように想いを告げて



「なに、亮ちゃん」

「今、冬だよな」

「そうだけど。どうしたの? 勉強しすぎて頭が夏になっちゃった?」

「おかしいのはお前らだろ!」




 注文が終わり、クレープを受け取った咲良は振り向く。すでに一口食べている。




「なにがおかしいの?」




 クレープから覗く2種類のアイスクリーム。
 歩いてきたから身体が冷えているというのに、何を考えているんだ。風邪をひいても知らないからな。




「咲良ちゃん、席あったよ!」




 窓際のテーブル。
 大声で叫ぶ祐介の手にも同じようなクレープ。本当にどうかしている。



 そんな焼きそばヘアで、可愛いサンタのトッピングはどうなんだ。