「朔夜、私頑張るから応援しててね」





君を愛してる。

君を想い続ける。



それがマイナスなことだとは私は思わない。




屋上のドアを開け、肩越しに後ろを振り返る。





「またね、朔夜」





そう言うと、朔夜が優しく笑ったような気がした──。


❁❀✿✾

【Fin】