――…速水side *。+†*
俺は今…
なぜ躊躇した?
なぜドキドキしている?
昨日彼女に"しようとした事"が
頭から離れない。
怖がらせたくない気持ちは
何も変わっちゃいない。
嫌われたくないとも思う。
だから昨日の事が申し訳なく思っている。
だが。
それだけじゃない…。
じゃあなんだ?
まさか………肌?
確かに聴診器を当てる際
少なからず肌に触れる。
診察なんだから当たり前だ。
じゃなきゃ聴診の意味がない。
そんな事はわかっている。
今日も何人も診察した。
子供から年配の方
男性も、もちろん女性もだ。
だが
今までこんな事はなかった。
…まさかとは思うが
咲桜ちゃんの"肌"に…緊張しているのか?
「いや、おかしいだろ」
"肌に"って…
何を考えてんだ?俺は。
本当に
まさか
"ヨクジョウ"
してんじゃないだろうな。
「しっかりしろよな」
咲桜ちゃんを傷付けたら
殺すぞ、速水翔灯。
自分に釘を刺し
俺はゆっくりと彼女の部屋に戻った…
俺は今…
なぜ躊躇した?
なぜドキドキしている?
昨日彼女に"しようとした事"が
頭から離れない。
怖がらせたくない気持ちは
何も変わっちゃいない。
嫌われたくないとも思う。
だから昨日の事が申し訳なく思っている。
だが。
それだけじゃない…。
じゃあなんだ?
まさか………肌?
確かに聴診器を当てる際
少なからず肌に触れる。
診察なんだから当たり前だ。
じゃなきゃ聴診の意味がない。
そんな事はわかっている。
今日も何人も診察した。
子供から年配の方
男性も、もちろん女性もだ。
だが
今までこんな事はなかった。
…まさかとは思うが
咲桜ちゃんの"肌"に…緊張しているのか?
「いや、おかしいだろ」
"肌に"って…
何を考えてんだ?俺は。
本当に
まさか
"ヨクジョウ"
してんじゃないだろうな。
「しっかりしろよな」
咲桜ちゃんを傷付けたら
殺すぞ、速水翔灯。
自分に釘を刺し
俺はゆっくりと彼女の部屋に戻った…

