「郁ちゃん!


今のおっきかったね!」






央生は隣ではしゃいでいる。







「うん。

・・・・・・綺麗だったね。」








今、央生が見つけてくれた穴場の草原で花火を見ている。







繋いだ手をそのままに。







「央生、はしゃぎすぎだよ。」







さっきから手をブンブンと振っている央生。