「とか言って、央生がお腹空いたんじゃない?」






まぁ、確かに空いてきたけど。







「えへへ。バレた?



あ!ここだよ!郁ちゃん!」








そう言って、カフェのドアを開けてくれる央生。








私は「ありがとう。」と言って、そのドアをくぐる。








「いらっしゃい。」







中から優しめな男の人の声が聞こえる。







きっと、ここのオーナーだろう。