「わぁお!!!本がいっっぱいー!」
「そりゃあ、本屋さんだし」

クスクスと笑い、もう1度店内を観察。

外から見るとあまり分からなかったけれど、中は結構広く、ずらりと本が並んでいる。
チラホラと客が立ち読みしていたり、本棚をじっと見つめていたりしている。

「せんり、本興味なさそう」
「大正解」
「やっぱりか」