「おはようございます、お母様、お父様」

私の名前は玲奈。倉紀財閥の令嬢

母「おはよう、玲奈」

父「おはよう、今日から新学期だな」

そう、今日から新学期。また、"つくらなきゃ"

何をつくるって?

それは、偽りの自分

じゃないと、壊れてしまうんです

母「...また、つくるのね...?」

 「はい、つくりますよ」

お母様もお父様も"つくること"をあまり望んではいない

朝食を食べながら思う

あれ?いつから偽りでしたっけ?

...まぁ、それは今はいいです

父「...辛くなったら「分かっています。私は...大丈夫ですので」

そう言って、部屋に戻り、制服に着替えた後、

お母様とお父様に行ってきますと言い、車に乗って学園に向かった