先生に初恋

「うん。好き。大好き。初恋だけどその人以外を好きになることはないと思います。」

例え先生に特別な人ができたとしても。

ねぇ先生。あなたが好きです。

「じゃあスキンシップ減らさんと軽いやつやって思われるんじゃね?男ってそーいうん見てるから。」

「え…?」

どういうこと…?私先生に軽いって思われてる?

え、え、どうすればさっきの楽しい雰囲気に戻る?

やだ。空気が重い…。息が苦しい。

「んや。なんでもない。その恋実るといいな。」

寂しそうな。不機嫌な顔で先生は言う。