午後6時。 仕事を早めに終わらせ、私は待ち合わせの 場所で彼を待つ。 いつも通り彼は、遅れてくるのだろう。 すれ違う人が寒そうに歩くき、私を見つめる こんな真冬に外で突っ立っている私をみて 振られた彼女とでも思われてるのか そんな風に思うのは きっと、あたりがイルミネーションで飾られているからだろう。 6時とはいえ、あたりは暗い。 確かあの日も こんな風に、肌寒かっただろうか