「……ないや」 あれから1週間、私は家に篭もりパソコンと向き合っていた。 炎龍の情報を掴むために…。 けど、その情報は、ほぼないに等しかった。 「……どうしよう」 こんなに調べてもないし、ちょっと買い物ついでに遠回りしても、ヤヅキ達に会うことは無い。遠いもんそりゃ近所のスーパーあたりで会うわけもないんだけどさ…。 ここまで何も無いと、先が思いやられる。