ひとしきり泣いて、落ち着いた頃にルキが会計に行き、2人で外で待つ事になった。 不思議とあの夜のような気まづさはなく、空を見上げるとスッキリとした晴れ間がのぞいていた。 「ヤヅキ〜俺あいつら呼んでるからちょっと帰るわ〜」 「おぅ。また遊びに行くってチビによろしくな」 それだけ交わすとルキはバイクに跨って来た道とは逆の方向に行ってしまった。