ヨウとルキとユウと俺としっかり話すのはいつぶりだろうか。



ヨウとユウは俺よりも女嫌いだから、美桜を受け入れたくない気持ちは誰よりも強いはず。



それでも理解して、渋々だけどここにあいつを置くことを了承してくれた。



昔の話を懐かしむようにしていたら、涙したヨウに、俺は周りが見えていなかったんだと後悔した。




いつも雑談や族のことしか話さない俺達がこうやって真面目な話をしたり、意見をぶつけたりするのは何年ぶりかの事だった。