2人がいるってことはやっぱりここは、あの家なんだ…




戻ってきちゃったんだ…私。




「あの、また助けてもらった…」





ありがとう、と言いかけた私の口を抑えて俺じゃないよと遮ったルキ。




じゃぁ…誰が?




「そこの知らん顔してるイケメンだよ」




「おい…」




ルキの言い方にはぁと深いため息をついたヤヅキ。