「ねぇ…ルキ、ヨウ、ユウ」 これで、皆の名前を呼ぶのは最後になるのかな…そう考えながら、出した声は涙で震えていて、地面にポタポタとシミを作る。 そして私は決心した。 「……ヤヅキ。ねぇ、ヤヅキ達の族名は…」 最後は聞こえないくらいの声だったかもしれない。それでも彼らはしっかりと拾ってくれた。 「………炎龍」 ヤヅキはそれだけを言った。