「ヤヅキぃ!」 もしかしたら、ヤヅキが倒れたんじゃないかと不安になって目を開けると、そこで見たのは… 「まさかやられたと思ったの?」 そう言ってニッと笑うヨウ。 「まさかなぁ」 ニヤニヤと不敵に笑うヤヅキが居た。 みんな怪我もなければ洋服も汚れていない。 ユウの袖口は少しだけ土がついているくらい。