あの子って…あいつだよな、間違いなく。




「あーぁ〜失敗だねルキ」



布団に入ったまま携帯をいじっていたヨウがニコニコしながら言った。




「ルキの担当なのに…」



そう言ったのはユウ。



2人も女嫌いだからな。いなくなった事か嬉しいんだろ。



「俺はちゃんとやったし〜絶対上手くいってたはずなんだけどなぁ〜」




納得いかないように頭をガシガシと掻いた。




まぁ、納得いかないよな…。




「俺も…」





上手くやってると思ってた。