『いい加減中に入ろう。置いてくぞ!』
光伸君に声をかけられて、振り向くと、律ちゃんと手を繋いで校舎へと向かってる。
『俺らも行こうか。』
そう言って、当たり前の様に胸に置いてた私の手を繋いで歩き出す。
え?手繋いで歩くの??
付き合ってもないのに繋いでいいの?
男の子と手なんて繋いで歩いた事なんてない。
どうしよう。やっぱりいけないことなんじゃ?
「あ、あのっ…」
焦る私の声に振り返って『ん?』って聞いてくる顔になんだか恥ずかしくてまた胸がドキンって鳴る。
そんな時だった。
『おいっ!何手繋いで歩いてるんだよ!馴れ馴れしいぞ!』
忘れてた存在の男の子達の集団。
まだ外にいて私達をみてブーイングをしている。
その声が…目つきが、怖くて思わず足を止めてしまう。
やっぱり手なんて付き合ってもいないのに繋いじゃいけないんだ。
繋いだ手を離そうとしたけれど、護君は離してくれない。
それどころか繋いだ手をみんなに見えるように見せ始めた。
光伸君に声をかけられて、振り向くと、律ちゃんと手を繋いで校舎へと向かってる。
『俺らも行こうか。』
そう言って、当たり前の様に胸に置いてた私の手を繋いで歩き出す。
え?手繋いで歩くの??
付き合ってもないのに繋いでいいの?
男の子と手なんて繋いで歩いた事なんてない。
どうしよう。やっぱりいけないことなんじゃ?
「あ、あのっ…」
焦る私の声に振り返って『ん?』って聞いてくる顔になんだか恥ずかしくてまた胸がドキンって鳴る。
そんな時だった。
『おいっ!何手繋いで歩いてるんだよ!馴れ馴れしいぞ!』
忘れてた存在の男の子達の集団。
まだ外にいて私達をみてブーイングをしている。
その声が…目つきが、怖くて思わず足を止めてしまう。
やっぱり手なんて付き合ってもいないのに繋いじゃいけないんだ。
繋いだ手を離そうとしたけれど、護君は離してくれない。
それどころか繋いだ手をみんなに見えるように見せ始めた。

