『ほら愛夢美!』
後ろに隠れてた私をぐいぐいと前に押し出す律ちゃん。
「ちょっと待って…」
アタフタする私の目の前にはニコニコしてる光伸君、と…
『えっと…初めまして。護って呼んで!愛夢美チャン。』
照れ臭そうに笑う一人の男の子。
茶色い髪をワックスで無造作ヘアに仕立てた男の子が目の前に立っている。
そんなに大きくもない目は目尻が少しだけツンとあがっていて。
前髪はピンで止められてて、左耳には軟骨から耳たぶまで5、6個はピアスがつけられてる。
だらしなく来ている制服。
どこから見ても真面目そうには見えない。
この人が生徒会役員なの?
真面目そうな人が生徒会って私の今までの経験や予想は崩れ去る。
光信君とは違って意地悪そうな顔つきの護君。
寄りによってこんな人を連れてこられるなんて。
固まったまま何も言えない私の腕を律ちゃんが肘でつつく。
『愛夢美!挨拶してくれてるのに、何も言わないのは失礼でしょ!
護君だっけ?ごめんね?この子緊張してるだけだと思うから!』
後ろに隠れてた私をぐいぐいと前に押し出す律ちゃん。
「ちょっと待って…」
アタフタする私の目の前にはニコニコしてる光伸君、と…
『えっと…初めまして。護って呼んで!愛夢美チャン。』
照れ臭そうに笑う一人の男の子。
茶色い髪をワックスで無造作ヘアに仕立てた男の子が目の前に立っている。
そんなに大きくもない目は目尻が少しだけツンとあがっていて。
前髪はピンで止められてて、左耳には軟骨から耳たぶまで5、6個はピアスがつけられてる。
だらしなく来ている制服。
どこから見ても真面目そうには見えない。
この人が生徒会役員なの?
真面目そうな人が生徒会って私の今までの経験や予想は崩れ去る。
光信君とは違って意地悪そうな顔つきの護君。
寄りによってこんな人を連れてこられるなんて。
固まったまま何も言えない私の腕を律ちゃんが肘でつつく。
『愛夢美!挨拶してくれてるのに、何も言わないのは失礼でしょ!
護君だっけ?ごめんね?この子緊張してるだけだと思うから!』