20分前
[また、逆らうの何で、ナンデナンデナンデナンデナンデナンデ私に何が足りないのあの子がイケないのあの子さえ居なければ私の人形達は可笑しくならなかったのに。]
とぶつぶつ爪を噛みながら黒い影は廊下を通り、行き止まりで止まった。
影は、急に回りを見始めた。
そして前に合った、窓を開けると其処には季節ハヅレの風鈴がぶら下がっていた。
風鈴の紙をゆっくり下げたその時だ何処からかガタンと小さいがそんな音が聞こえた。
それから窓を閉めて、床に手をつけた。
さっきまで無かったであろう、何かの手すりが合った影はそれを持ち上げで、地下へ降りてった。
コンコンと影は、そのまま下へどんどん降りてった。
[さっさとあの子に自分の立場を解って欲しいわ、そう言えばあの子があっちに行ってもう5年もたつのね。早い早いでもたまーに行く一瞬見える焦りの顔がまた堪らないわ。そうよねゆ~う~きアッソウダアハアハ侑紀あんた今からあちらに行き奴等の仲間になれ、そして奴等を喋らない人形に、してきなさい。]
と言っている、間に地下へ続く階段は終わっておりそこに、座ってる男の子いや侑紀
に喋りかけ命令をした。
[は、い、]
侑紀は、何故か震えていた。
[では、これより行ってきます。]
そう言い、消えていった。