人間発注書

高原先生にそう言ってもらえると、自分の心が軽くなる。


「先生はどうしてここまでしてくれるんですか?」


伸紀が不思議そうな顔をしてそう聞いた。


「私の可愛い生徒だからよ」


高原先生はなんの迷いもなく、そう言ったのだった。