年下属性はありません!

は?

今,なんてった?

好きって?

いや,落ち着け,落ち着け。

確かに和也君は私の授業を気に入ってくれているらしい。

「先生の授業分かりやすいです。」

って言われたこともあるし,高山先生から

「和也君,木村先生に教えてもらいたいらしいんですよ~」

と言われたこともある。

まぁ,講師をしてたら,結構そうやって気に入ってくれる生徒は男女問わず何人かいる。

人気商売なのだ。

って今はそれはどうでもいい。

好きって,どういうこと?

勘違いするな。きっと授業が好きとか。

教え方が好きとか。

いやでも,なんで手首掴んでんの?

なんでこっち睨んでんの??

「あの,私の授業,分かりやすい・・・?」

とりあえず聞いてみた。

「いや,そうじゃなくて,いや,そうなんですけど。授業わかりやすいですけど,俺はそれが言いたいわけじゃなくて。」