待ってた…あれからまだ半年は経っていないけど、もう待てない

あのマンションにいる限り 寧々はモテモテだし、かといって奏夢にずっと 寧々を取られた状態の俺も我慢の限界…結局 俺の独占欲のせいで 寧々の結婚を早めただけだ…

まさか点数80点のそこそこの小娘が 俺の嫁さんになるなんて…

だけど 本当の寧々は 可愛くて賢く ちょっと天然の…最強な俺の女…誰にも渡せない。
兄の束縛さえも負けはしない…

今更だが…

「寧々…俺の嫁に一生なれ!」

「はい。愛斗さん…一生私だけの旦那さんでいて下さい…」

誓約書…大家の指示には絶対従う…
これ 半年過ぎても有効か?
一生の契約に書き換えだ…



二人で扉を開く…
眩しい光の中へ
一緒に歩むために…