「それでは、今日の夜ご飯の準備をしましょうか?冷蔵庫の中を見て下さい。」

昨日スーパーで買い物した物が 入っている。

「買い物に出かけたのですか?」

「はい、お米と最低限の調味料と水と飲み物とミートスパをしようとして 行きました」

「では、ミートソースの作りおきをしましょうか?」

「昨日 本も購入して、正にミートソースの作りおきをしようと思っていました」

すごい諒陽君。流石はお料理も出来るんだ…

「ミートソースの作りおきは ミートパスタ、オムレツ、グラタン、タコライスが簡単に出来ますよ」

はぁ~ミートソースで4品料理が出来ちゃうなんて、素晴らしい…しかも出来る女子みたいじゃない?

///フフと笑っていたら

「///寧々様って 本当に可愛らしいですね…僕、緊張半端ないですよ」

「あの諒陽君はいくつなの?」

「///僕は23才です」

「え~、落ち着いて見えるから てっきり年上だと思ってた…私も同じタメだよ」

「///同い年ですか?」

「そっか…じゃあさ 私とはタメ口で話そうよ!いい?」

「///えっそれは…ちょっと不味いかと思います。」

「ねぇお兄ちゃんからも言って!寧々との会話はタメ口OKって!!」

「ハハ…寧々のお願いは絶対だな…諒陽 タメ口よろしくな」

「はい、承知しました」

「///寧々ちゃん、よろしくね」

何だか、やる気がムクムクと出てきた…

「諒陽君、改めてよろしくね」

ニコッと笑う諒陽君にドキンとしながら ミートソースを初めて作った私だった…