夏紀side

私は宮守 夏紀[ミヤモリ ナツキ]
華音とは幼なじみであり親友。
命を懸けて守れる程大切にしている子

でも、華音にも一つだけ秘密がある
私が暴走族に入っていること

何よりも怖いものが苦手な華音に言えないでいる

それなのに…今日は朝から最悪な連絡

事は五分ほど前
『今日から俺らもお前の学校行くことになったから~』
電話越しにそう言ったのは私の仲間

「はぁーーっ?!なに考えてんの?学校に来ても相手は出来ないから!!」
『は?何で??』
「大事な人がいるの!アンタ達が来るなんて最悪よ」
『俺らより大事な人~???なぁ、なつが変なこと言ってるぞ!!』
電話の向こうが騒がしい