「ひょっとして、迷子になったの?」 ん?でも待って、ここであれを言ったら…あわよくばこの子の家に泊まらせてもらえるんじゃ……。 少し考えてから口を開いた。 「あの、うち実は帰る家がなくて……」 お願いします神様。 今だけでいいから誰にも(特に獣に)見られていませんように! 「えっそれってすごく大変なことなんじゃ……あ、もしよかったらなんだけど、うちに来る?」