次の瞬間、目に映ったのは───── りんねが大きなキャリーケースにたくさんの私物を入れている光景だった。 「り、んね……?」 りんねがびっくりした表情でこちらを見る。 今の俺に冷静さなんてなかった。 「何…してんの…………?」 「…………うち、ここ出てく」