お祭りが終わり、私たちは他の獣たちも集めて鬼ごっこすることになった。 「鬼は……くじで決めるか!」 うちのその一言で鬼は、菜月になった。 正直、うちはこの時から嫌な予感がしていた。 架音(カノン)がいたからだ。 架音は、こっちの世界ではみんなによく好かれていて彼氏もいる。 うちは何故かはわからないが、昔からそういうタイプの獣が嫌いだった。