ウミとリクのアイダ



足が地面に着くころには涙はひいていた



「海実ちゃんの行く高校って頭いいとこだから、私には無理だよ…」


「後段園はそんな厳しくない、それにみのりが来てくれたらきっと楽しい高校生活になる!」



海実ちゃんー…



「どうする?」



答えは決まってた…答えを言葉にするまでに数秒しかなかったのにすごく長く感じた


「がんばる…!」



「じゃあ、約束な!」


そう言って差し出された小指に私は絶対同じ高校に行くっと誓った