「え、時雨!?」
読んでいた書物から目を離し、彼に目をやる。
こうして会うのはどのくらいぶりだろうか。
「ほう…着物に紅にかんざし…中々似合っているじゃないか」
「毎日毎日ありがとうございます。おかげさまで見た目くらいは姫らしく見えますか」
私は皮肉っぽく言って時雨を見た。
その表情が気に入ったのか彼は不意に頬に口づけをしてきた。
「…っ!」
口づけされたところから段々熱を感じるのが分かる。
私は顔を赤くしながら至近距離の時雨を見るとにやっとしてきた。
「ふっ。やはり俺の気が変わったようだ。お前は俺の花嫁に相応しい」
そう言いながら今度は自分の肩に私の頭を乗せて撫でてくれる。
初めて会った時とは大違いだ。
「わ、私だって毎日勉強してるし!誰かさんが忙しいみたいだから勉強が捗る捗る…」
「それで息抜きに右京と紫苑といろいろしてたわけか。俺という許嫁がいながら」
「そんなわけ…!いやらしいことなんてしてませんよーだ」
「ふふ。冗談だ」
あれ?
時雨ってこんな人だったかな?
笑った顔とか何だか…。
私は吸い込まれるように自然に時雨の頬に手を当て、自ら口づけをした。
「っ!?」
すると時雨は顔を赤らめて視線を逸らす。
「なんだ急に…。お前そんな積極的だったか…?」
「!?」
時雨の言葉で我に返ると私まで急に恥ずかしくなってきた。
読んでいた書物から目を離し、彼に目をやる。
こうして会うのはどのくらいぶりだろうか。
「ほう…着物に紅にかんざし…中々似合っているじゃないか」
「毎日毎日ありがとうございます。おかげさまで見た目くらいは姫らしく見えますか」
私は皮肉っぽく言って時雨を見た。
その表情が気に入ったのか彼は不意に頬に口づけをしてきた。
「…っ!」
口づけされたところから段々熱を感じるのが分かる。
私は顔を赤くしながら至近距離の時雨を見るとにやっとしてきた。
「ふっ。やはり俺の気が変わったようだ。お前は俺の花嫁に相応しい」
そう言いながら今度は自分の肩に私の頭を乗せて撫でてくれる。
初めて会った時とは大違いだ。
「わ、私だって毎日勉強してるし!誰かさんが忙しいみたいだから勉強が捗る捗る…」
「それで息抜きに右京と紫苑といろいろしてたわけか。俺という許嫁がいながら」
「そんなわけ…!いやらしいことなんてしてませんよーだ」
「ふふ。冗談だ」
あれ?
時雨ってこんな人だったかな?
笑った顔とか何だか…。
私は吸い込まれるように自然に時雨の頬に手を当て、自ら口づけをした。
「っ!?」
すると時雨は顔を赤らめて視線を逸らす。
「なんだ急に…。お前そんな積極的だったか…?」
「!?」
時雨の言葉で我に返ると私まで急に恥ずかしくなってきた。


