「まず俺たち三人の家、日向、桐生、蓮水は代々鬼を束ねる家だ」
「だけど実際鬼の長は日向家。俺たち桐生家と蓮水家は補佐みたいなものだ」
「で、珠々ちゃんの生まれた家、東雲家もかつては日向家と同じくらいの力を持っていた。…でも今は珠々ちゃんただ一人になってしまったんだよ」
「ああ。お前は東雲の唯一の姫だ」
つまりこの三人が鬼の村を治めているということね。
そしてかつては私の家も…。
だからふみさんは私のことを姫様と呼んでいたんだ。
ただの村娘だった私が実は鬼の姫だなんて…。
どこかのおとぎ話みたい。
でも疑問もある。
「私が鬼だというのならなぜ髪や瞳の色が黒いのでしょうか?」
「ああ…それは東雲家の特徴だ。東雲家に生まれた者は皆人間と同じような黒髪黒目で生まれてくるらしい」
「そうなんですか…」
それは人間の中で生活してもバレない訳だ。
心の中で私は人間なんだと、鬼ではないのだと否定できないかと願っていたところがあったけど見事に打ち砕かれた。
「だけど実際鬼の長は日向家。俺たち桐生家と蓮水家は補佐みたいなものだ」
「で、珠々ちゃんの生まれた家、東雲家もかつては日向家と同じくらいの力を持っていた。…でも今は珠々ちゃんただ一人になってしまったんだよ」
「ああ。お前は東雲の唯一の姫だ」
つまりこの三人が鬼の村を治めているということね。
そしてかつては私の家も…。
だからふみさんは私のことを姫様と呼んでいたんだ。
ただの村娘だった私が実は鬼の姫だなんて…。
どこかのおとぎ話みたい。
でも疑問もある。
「私が鬼だというのならなぜ髪や瞳の色が黒いのでしょうか?」
「ああ…それは東雲家の特徴だ。東雲家に生まれた者は皆人間と同じような黒髪黒目で生まれてくるらしい」
「そうなんですか…」
それは人間の中で生活してもバレない訳だ。
心の中で私は人間なんだと、鬼ではないのだと否定できないかと願っていたところがあったけど見事に打ち砕かれた。


