「あらおかえりなさい
琴子どうしたの?」




「実家戻ってきてもいい?」




私は玄関で迎えられたままそう伝えた








「構わないわよ
マンションでもいいわよ?」




「学校の近くにあればその方がいいかな」






しばらくしてパパと連絡が取れて




「夕方にはパパが準備してくれるわよ」




「ありがとう」