愛輝は、控室の鏡に向かい、祐介にメイクをしてもらっている。 祐介のメイクに今までどれだけの勇気と力を貰って来たのだろうか? 目を開けると、鏡にはヒカリが映っている。 「さあ、魔法が掛かったよ! 行っておいで!」 祐介の優しい言葉が愛輝を安心させる。 「兄さん、ありがとう」 愛輝は立ち上がると、祐介と美香を力強く見つめた。 祐介と美香の全てを受け止めてくれた笑顔に、言葉に出来ない感謝の気持ちが溢れる。 この二人がいたから、ヒカリとしての今があるのだから……